2010年08月14日

スペイン紀行③

アルヒベス②



改めてアルヒベスのオーナー、マニュエル・モランテ氏です。彼はスペインの伝統を重んじ、誇りを持っています。畑は彼の父親から譲り受けました。ワイナリーを作るにあたり、最初から究極を求めて取り組んでいます。その証拠にワイナリー設立から短い数年の間に、すでに数々の賞を受賞し高く評価されています。その彼の徹底したこだわりがワイン作りを始め、ワイナリーのあらゆるところに見られました。



まずはマニュエルが改めてワインの紹介。
アルヒベスはVAシリーズとアルヒベスシリーズ、そしてセレクトゥスを作っています。



こちらはブドウを収穫した後にさらにブドウを選別するテーブルです。悪いブドウがあればここで取り除きます。



そしてこちらがセラーです!ステンレスタンクではアルコール発酵を行います。全部で3種類あり、赤の中でもアルヒベスとVA、ロゼ、白それぞれに相応しいタンクで発酵させます。
興味深かったのがこちら。



オゾン水を作る装置です。ワイナリー内を掃除したり、樽を洗ったりする全てにオゾン水を使っています。樽を貯蔵しているセラー内の湿度を上げる時にもこのオゾン水を使っていました。



美しい中庭を横目に見ながら次は地下セラーへ。





こちらがセラーです。木樽はフレンチオークとアメリカンオーク異なる種類を使うことでワインに深みを与えます。



こちらは第二の発酵と熟成をする大樽の部屋です。最後に小樽に移し替えます。

最後に建物の頂上に登ります。ご覧ください!360度全部畑です!(しかしまだまだ一部。。)



ちなみにこれが畑の全体地図です。まだまだ敷地が残っているのがわかります。



ちなみに右奥に写っている、アルヒベスのマークがついた白い建物。



何だと思いますか?畑を見張る、鳩の家だそうです!!



みんなで記念撮影。右に映るのが日本とスペインを行き来しながら一緒にワインを紹介しているパブロ。ずっとマドリッドから車で一緒に回っている私たちの仲間です。
  


Posted by ワインと食材の店 ビアンコロッソ at 21:34Comments(0)イタリア・スペインの旅