2014年12月09日

Cembra(チェンブラ)


イタリアの白ワイン、またはFerrariをはじめとするスパークリングの最も偉大な産地として知られるトレンティーノです。ここはすぐ後ろにアルプス山脈がそびえる山岳地帯。今回訪ねたのは、秋に入荷予定のワイナリー、Cembra(チェンブラ)です。Val di Cembra(チェンブラの谷)は、標高400m~一番高い800mまで、急斜面にブドウ畑が広がります。和歌山の方はちょっと有田をイメージしていただけるとわかりやすいです笑



チェンブラは、イタリアでもっとも初期から協同...組合で高品質のワインを造る仕組みを作り上げたということが特記するべきことです。一家族あたりは1haから、広くても4haしか所有せず、約300人が加盟しています。ゾーンニングと呼ばれる、土壌や気候を細かく分析し、ブドウ作りに反映する手法をいち早く取り入れたことで、細かい気候の変化に対応できます。

一般的にはワインを作り上げるまで、年間約200-300時間かかると言われているようですが、なんとこのトレンティーノでは700時間ほども手間をかけないと良いブドウが作れないということ。そして素晴らしいのが、何代にも渡り、家族が畑を受け継いでいること。つまり、きちっと価値を認め、対価を得られる仕組みが出来上がっているのです。日本の農業の今後を見つめるうえで非常に参考になる部分は大きいと思います。



日本も組織作りが得意ですが、このチェンブラの共同組合の素晴らしいチームワークには本当に感銘を受けました。素晴らしい醸造家チーム、各農家のブドウ栽培、バックオフィス、そして世界中で活躍するその想いを伝える営業チーム。しっかりとした組織をベースに、イタリア人が得意とする温かくユーモア溢れるコミュニケーションで見事に日々情報伝達が行われ、素晴らしいワインを生み出しています。

日本にはこの地域を代表する白ワイン、ミュラートゥルガウを始め、白ワイン数種と瓶内二次スパークリングが初入荷です。そしてもっと素敵なことは、協同組合だからゆえのハイコストパフォーマンス!お手頃にこれらのワインが楽しめます。皆様ぜひお試し下さい!




Posted by ワインと食材の店 ビアンコロッソ at 18:11│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。